東京外国語大学 大学院総合国際学研究科
言語文化コース 日英実践通訳・翻訳

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日英実践通訳・翻訳プログラムについて

 日英実践通訳・翻訳プログラムが属する世界言語社会専攻言語文化コースは、本学大学院総合国際学研究科博士前期課程の中にあるプログラムです。本プログラムでは通訳者・翻訳者をターゲットに、高度職業人の養成を行っております。

 本プログラムでは、専門分野に関する知識、研究能力、実践的な知識とスキルという3つの力の養成を目的にしています。「実践的な知識とスキル」の部分の教育は、現場経験の豊富な教員が担当しています。また、諸分野の知識や研究能力の開発に関しては、英語学・英語教育学や、社会科学諸分野の教員が協力して、学生の指導にあたっています。

 このプログラムは、即戦力となる通訳者に必要な力は、「通訳実践能力」・「理論研究能力」・「社会科学分野の教養」の3つと考え、2年間の体系的なカリキュラムで、その力を強化するよう、努めております。

 第一の「通訳実践能力」は、本プログラムの根幹をなす演習形式の授業により養成しています。通訳者のキャリアパスでは、なにより、現場の実務経験が重んじられるためです。本プログラムでは、大教室での同時通訳設備にくわえ、同時通訳演習室や2010年3月に完成したアゴラグローバル内に同時通訳設備を有しており、豊富な通訳の訓練や実習経験が積めるよう図っています。

 まず、修士1年次の必修科目「英語逐次通訳演習」では、逐次通訳の訓練を行います。逐次通訳というのは、発言をいったん区切って、通訳をはさんでいく形式の通訳方法です。演習では、式辞挨拶通訳などのシミュレーションをし、実務を想定した訓練により逐次通訳の完成をめざします。

 それが出来るようになりましたら、次に、2年次には「英語同時通訳演習」により同時通訳の技能を磨きます。同時通訳は、切れ間なく話す話者の話を、並行的に通訳していくものです。

 通訳演習で修得した技術を、「同時通訳の世界」および「通訳実務」の授業で実習します。実習の場は、つぎの2つの方法で確保しています。まず、ひとつは学内での国際会議や講演会を利用する方法です。もうひとつは学外で行われる講演会や展示会通訳を学生に担当させ、実習の機会として活用する方法です。

 第二の「理論研究能力」は、「通訳理論」、「専門特殊研究」という授業と、修士修了研究を通じて、身につけさせます。研究能力は真に意思を通じさせる通訳・翻訳を行うために必要不可欠なものです。

 第三の「社会科学諸分野の教養」は、国際舞台で通訳を行うために不可欠な要素です。本コースでは、国際関係論、国際経済論、国際法などの関連諸分野の科目履修を選択必修科目として義務付けております。

鶴田知佳子

よくある質問

大学院の入学試験はどのようなものですか。 A: 1次試験で筆記試験、2次試験で面接試験を行います。
帰国子女・あるいは留学経験者でなければ入学できませんか? A: 条件として帰国子女であったり、留学の経験が必須だったりということはありません。